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会報誌(DDKだより)

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2020年06月発行 第313号 DDKだより


巻頭:ウイズコロナ雑感


齋藤 正広

 3月下旬、激しい咳が1週間ほど続き、寒気を覚えたため検温してみると37.5度。2週間前、満員の通勤電車で隣に座った若者が、マスクなしで30分以上咳き込んでいた光景が脳裏に浮かびました。感染か?最悪の事態を想定し、すぐ帰宅。翌朝も熱は37.3度。前日より下がったものの平熱より1度高い。朝一番で病院に駆け込むと「恐らく風邪でしょう。しばらく自宅で様子を見てください」とのこと。「先生、PCR検査をお願いします!」しかし、4日以上発熱が続かなければ検査できないといいます。さあ、困った。緊急事態宣言が発令されるとの憶測が広がる中、その日は対策方針を決定する重要な役員会議だったのです。
 不幸中の幸いともいうべきか、当社はITシステム再構築の最中でした。急遽、試行中のシステムを利用し、WEBで役員会に出席することに。同時感染を防ぐため、他の4人の役員もそれぞれ個室で参加。時々私が画面に向かって激しく咳き込むも、「代表がかかったのは新型じゃなくて、旧型コロナですよ。」などと励ましなのかわからないようなことを言われながら、会議は進行。リアルの会議と何ら遜色なく終えることができました。その日以降、役員会はWEBで開催しています。
 4月7日、緊急事態宣言の発令。当社は原則として在宅勤務とし、社員へ「私たちは企業の生死にかかわっている仕事をしています。限られた中でもできることをやり抜こう!」と訴えました。数日後、あるベテラン社員から連絡用のチャットへ「お客様は私が来るのを待っている。一人でも行って相談を受けてくる」との投稿が。実は長年担当してきたお客様を若い担当者に引き継ぐ予定だったのです。社員の感染リスクと顧問先での仕事、どちらも大切です。その社員には、以前WEB会議の利用法を教えていたのですが、「私には無理!」と取り付く島もありませんでした。チャットに参加しているチーム内での議論は紛糾しました。最後は「60の手習いでがんばってみます」と自ら決意してくれました。今、彼女のPCにはWEBカメラとヘッドセットが装着されています。
 コロナとの付き合いは長引きそうです。全貌が不明な状況下では、何が正しい判断なのか今は誰にもわかりません。言えることは、人類はもがきながらも、やがてこの状況に逞しく適応し、克服していくだろうということ。未来を信じ「変わる勇気」を持ちたいものです。
 ちなみに私がかかったのは新型だったのか、旧型だったのか?こちらの答えもまだ出ていません…。
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