会報誌(DDKだより)

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2026年03月発行 第382号 DDKだより

年金相談:「ねんきん定期便」の見方

Q. ねんきん定期便の見方がわかりません。記載の金額が将来もらえる年金額ですか?

今月の相談員
特定社会保険労務士 服部 雅恵

A.国民年金および厚生年金保険の被保険者に送付される「ねんきん定期便」は毎年誕生月(1日生まれの方は前月)に日本年金機構より送付されます。ご自身の年金記録が記載されており、節目年齢といわれる35歳、45歳、59歳の方には封書で、それ以外の方はハガキサイズで届きます。ねんきんネットに登録されている方でハガキ版の郵送を停止している方はネット版で同様の内容が確認できます。
 ねんきん定期便では、将来自分が受け取る年金額が知ることができますが、年齢によって記載の金額の内容が異なりますので注意が必要です。
 50歳未満の方は、将来受給できる年金の見込額(年額)ではなく、記載時点でのこれまでの加入実績に応じた年金額が記載されています。これまで支払った保険料に応じた金額ですので、通常、今後支払う納付保険料によって増加が見込まれます。
 50歳以上の方は、現時点での加入実績に加え、現在の加入条件で60歳まで加入したと仮定した場合の期間をもとに計算した年金の見込額が記載されています。現在の加入条件が60歳まで継続すると仮定して試算されたもののため、退職した場合や賃金額、賞与額等が変われば、記載の年金額も変動します。また加給年金などの金額は記載されていませんので、実際の受給見込額とも異なります。
 年金をすでに受給されていても、70歳未満で直近1年間に被保険者期間のある方はハガキが届きます。こちらの記載内容は納付記録であって、年金額については別途年金振込通知書や年金額改定通知書でご確認ください。
 より詳しい年金額を知りたい場合は前述のねんきんネットに登録すると誕生月でなくとも気軽に設定を変更し試算が行えますのでご利用ください。